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DDRサミット(00/05/27)

  DDR SDRAMはRDRAMを市場から追放するのか、それとも共存するのか、現在は何とも言えないが、サンノゼで開かれたDDR SDRAMサミットに多くの主要チップセット、グラフィックスチップベンダーが集合したようだ。もちろん、IntelとRambusは参加してない。参加した主要なベンダーとして、VIA、Micron、ALi、AMD、ServerWorks、Transmeta、Infineon、ATI、nVIDIA、Samsung、Hyundai、MicroElectronics、AMI2、Mitsubishiが上げられる。それらの企業はDDRのサポートを約束したようだ。
 今年の後半にかけてDDRプロダクトが登場してくるものと思われる。AMDは760チップセットにてDDR SDRAM(PC1600/2100)をサポートする計画がある。AMDによればDDRはかなり費用対効果が高いという。
 VIAはDDRチップセットとしてデスクトップ、モバイルシステムに対応するApollo Pro 2000を紹介したという。それはAMDとIntelのプロッセッサに対応しシングル、SMPをサポートするという。
 ALiの計画としてAladdin Proチップセットのリリースを予定している。市場に登場するDDRサポートチップセットはALiが最初になりそうだ。AMDとIntelのCPUをサポートしている。

 他の分野におけるDDR SDRAMの利用については、例えばネットワーク機器への組み込み、セットトップボックス、HDTVへの利用、もちろんグラフィックスマーケットへの普及が予定されている。

P3 1GHz VS Athlon 1GHz(00/05/27)

  こちらに表題のCPUのベンチマーク対決結果が紹介されている。ビデオカードにはGeForce2GTSが使われている。事実上最強の組み合わせだ。

 システム環境は以下のようになっている。

Coppermine Abit VT6X4(VIA Apollo 133A)
Athlon Abit KA7(VIA KX-133)

 また、共通のパーツとして、

PC-133 SDRAM (128MB Infineon CAS-2)
Elsa GeForce2 GTS(AGP4x、fast writes)
Quantum Fireball KA Ultra ATA/66
 
  が使用されている。

こちらにはAPIごとのベンチマークが掲載されている。ゲームベンチに関してはCoppermineが良い結果を示している。

さらにこちらにはFPUの性能を測るベンチマーク結果が紹介されている。Athlonの脅威的なFPUパワーが伺える。

 さて、ThunderbirdのアナウンスはAMDから1週間のうちに行われると思われる。
早く1GHz L2オンダイ対決が見てみたいものである。

X-BOXのFSAA効果(00/05/27)

 数日前、nVIDIAのNV15にもとづくX-BOXのスクリーンショットを紹介したが、こちらをご覧いただきたい。FSAA(フルスクリーンアンチエイリアシング)を利用した、スクリーンショットが掲載されている。
 あからさまにジャギーがなくなり綺麗になったように感じるがどうだろうか。

Hercules 3D Prophet U 64(00/05/26)

 こちらにHercules 3D Prophet U64が紹介されている。64MB版GeForce2。nVIDIAのリファレンスボードに則った、特徴的な青い基盤になっている。
 また、DVIコネクターも装備しており、TV-OUT用のドーターカードも付属されるようだ。

AOpen GeForce2 GTS(PA256PRO)(00/05/26)

 AOpenはGeForce2 GTSボードPA256PROをドイツでアナウンスしたが、面白い特徴としてコアクロック、メモリクロックをVGABIOSで行えるOpenBios技術が上げられる。
これによりOSの種類を問わずクロックアップが行えるようになる。

具体的な設定項目を次に紹介したい。

設定項目 内容
CHIP VOLTAGE ADJUST チップの電圧を調整できる。チップがサポートする電圧範囲内での調整が行えるようだ。
Video MEMEORY CLOCK ADJUST 文字通り、メモリクロックのカスタマイズを可能にする。
CORE CHIP CLOCK ADJUST コアクロックの調整が行える。
AGP SIDEBAND Support Enable / Disable AGP sideband をサポート
4X AGP support AGP4X、AGP2X切り替えが行える
Boot-Up Display Select この設定によりブート時のディスプレイ(TV, Monitor, Panel)を選択できる。
Fan Speed 現在のファンの回転数を確認できる。
GPU Temperature 現在のチップの温度を確認できる。

詳しくはこちら

Duron WCPUID ! (00/05/26)

こちらにDuronのCPUID結果が紹介されている。

[ WCPUID Ver.2.7e-B4 (c) 1996-2000 By H.Oda! ] 

Processor 1 : AMD Duron(tm) Processor / 0A45E24B 
: AMD Duron(tm) Processor 
Platform : Unknown 
Vendor ID : AuthenticAMD 
Type ID : 0 (0) 
Family ID : 6 (7) 
Model ID : 3 (3) 
Stepping ID : 0 (0) 
Brand ID : 0 (0) 

Clock Frequency 
Internal : 700.01 MHz 
External : 200.00 MHz DDR 
Multiplier : 3.5 
L1 I-Cache : 64K 
L1 D-Cache : 64K 
L2 Cache : 1K Byte 
L2 Speed : 1/1 H0 (1/1 H0, 1/1 H0) 
MMX : Supported 
SIMD : Not Supported 
3DNow! : Supported 
Machine : IBM PC/AT 
Version : Windows 98 Version 4.10.2222 A 

  WCPUIDはL2を適切に認識していない。BIOSによる認識であると64Kであるという。
また、コアクロックの変更にも言及されているが、Multiplierの変更についてはボードにその設定がなく試せなかったという。しかしFSBは110で全く問題なく稼動が可能であったという。

Napster問題(00/05/26)

 アメリカのレコード業界のマーケティング調査協会であるSoundScanによると、いくつかの大学の周辺にあるレコードショップの売上が下落傾向にあると発表し、原因はNapsterにあると報告した。

 Yahoo!の記事によると、ここ2年間のうち、それらの地域のショップの売上は、4%下落したという。この問題により、ネットワーク負荷を引き合いに出して、67の大学がNapsterの使用を禁止したという。

 -4%はたいしたことないと思うかもしれない。しかし、アメリカ全土で見ると実際2年間のうちに20%以上、レコードの売上は上がっているという。

 そんな問題児Napsterはこちらからダウンロード可能となっている。ただしベータ版。

新OS -AtheOS- デビュー(00/05/26)

 IntelベースのCPUで動作する新OSが登場した。こちら。AtheOSというフリーOSで、スクリーンショットがこちらに掲載されている。すでに多数のアプリケーションが開発されているという。見た目がLinuxやBSDのようなクローンUNIXを感じさせるが、Kernelは一から書かれた新OSであるという。X-windowsを走らせずにGUIを実現しているようだ。またSMPをサポートしており、サーバー/クライアントモデルをより容易に構築可能であるという。

 OSマニアの方はこちらからダウンロードしていただきたい。

Tehama、Colusaチップセット(00/05/26)

 ColusaとTehamaは、最初にForsterそれに続くWillamette用のチップセットとして知られている。

Tehama、いわゆる850チップセットはSMPをサポートしないようだ。400MHzのバススピードを持ち、PC600、PC800のRDRAMをサポートする。マザーボードはPCIマスターx6とUltra ATA100、100BASELANとHOME PNAをサポートしている。また、ノースブリッジ615OLGAとサウスブリッジ360EBGAのチップセットに挟まれる形で、6チャンネルサポートのオーディオモデムを装備する。これによりマルチメディアソリューションの改良を図っていくという。

Colusa、いわゆる860チップセットはデュアルプロッセッサをサポートし、850同様、400MHzのFSB、8/4GBまでのメモリをサポートするという。同じくRDRAMが利用されるようだ。利用される1012OLGAノースブリッジ以外の特徴はTehamaと類似している。

なお、両者ともサンプル品はすでに完成しているとのこと。サンプルボードはまもなく登場するようだ。

Intel、Fab拡大(00/05/25)

  IntelはNew Mexicoのfabプラントを拡大する計画があるようだ。現在のP3とCeleronの品不足を回復するのが目的のひとつであるという。Intelはそのプラントに20億ドルを投資するとのことだ。また、その拡大は0.13ミクロン製造技術の拡大も含んでいるという。
 ちなみに0.13ミクロンの電圧は1.35程度になるようだ。

T-birdの最新価格(00/05/25)

 こちらにThunderbirdのOEM価格が紹介されている。6月12日に名称と共に、正式発表されるようだ。
価格はOEMプライスの1000個ロット単位で以下のようになっている。

800MHz $250
850MHz $330
900MHz $450
950MHz $605
1GHz  $850

 さらに、6月5日、AMDから何か大きな発表があるようだ。何か隠し玉があるのかもしれない。

 また、KZの名前で知られるT-bird、Duron用のVIAのチップセットに名前の変更があったようだ。KTという名前に代わるらしい。なんでも、KZはドイツの強制収容所のイニシャルになっているためであるからという。ちなみに最初にリリースされるKT133マザーボードはGigabyte、Microstar、Biostarからのものになるようだ。

i820E、i815、i815E登場間近(00/05/25)

 Intel Taiwnによるとi820Eは6月5日開催のComputex Taiwanで紹介され、その後すぐにリリースされるという。またi815とi815Eはそれに続いて6月末にリリースされるようだ。

 i820の特徴としてLAN、ATA-100、USB2.0をサポートするICH2が上げられる。やはり、i820はRDRAMのみをサポートするという。i815とi815Eの違いは、ICHに上げられ、前者にはATA-66とUSB1.1をサポートする今のICHが利用され、後者にはi820Eと同じICH2が利用されることにある。

P3の大幅プライスカット(00/05/25)

Intelは5月28日にPentium3プロダクトのプライスカットを行うようだ。
価格はいずれも1000個ロット単位で以下のようになっている。

CPU Price Cut By
933/133 $744 NEW
866/133 $562 24%
850/100 $551 25%
800/133, 800/100 $385 31%
750/100 $241 24%
667/133 $193 23%
650/100 $193 20%
550/100, 533/133, 500/100 $163


 1GHzに関しては現状維持の990ドルになるという。Willametteの登場でローエンドに格下げされるP3であるが、この大幅なプライスカットはその前触れであるかもしれない。

V5またまた延期(00/05/25)

 こちらによると、Voodoo5のリリースは再び延期なってしまったようだ。それによると、どうやら3DFXはVoodoo5におけるローレベルな、しかし動作上問題が起る可能性がある、特定の機器構成に関するミスを発見したためであるという。ただし遅れは1、2週間になるようだ。3DFXによるとだが。

Intelサーバーロードマップ(00/05/25)

  Intelのサーバーロードマップがこちらに紹介されている。Willamette上位に位置するIA-32ベースのFosterは、今年中に予定されている。Intelのロードマップによれば、Fosterのデュアルプロセッシングシステムは今年の終わりの予定から、2001年第1四半期に延期されたようだ。また、マルチプロセッシングシステムについても同様に2001年第1四半期後半に延期されたという。
 この動きはCashcade(Xeon)にも影響を与え、9xxMHzの2MBキャッシュ版が次の年の第1四半期、800MHz、2MBキャッシュ版は今年の第3四半期へ延期が発表された。

 今年の後半にIntelはTualatinデュアルプロセッササポートチップをリリースするという。同じくSMPサポートチップであるGallatinについては来年後半に延期された。

 ところで、FosterのSDRAMサポートチップセットであるColusaの計画は破棄されたという。Intelは来年前半に1.4GHz(1MBのL3キャッシュ)のFosterを予定している。また、同じ時期に1.3GHz(512KのL3キャッシュ)もリリースされるようだ。両者ともSMP市場に向けられたもので、1.4GHzが8WAY(8個のCPU)、1.2MHzが4WAYで利用されることを想定されているとのことだ。
また、Foster1.4GHzと1.5GHzは統合化された256KのL2キャッシュを備え、Gallatinがそれをサポートすることになるという。

 さて、Intelはまた、1GHz以上のPentium3をSMP市場に投入する計画を発表し、それをサポートするチップセットがTualatinになることを紹介した。

 Fosterと対を成す、Intel 870(同じくデュアルプラットフォーム)に関しては、733MHz/4MB、800/4MBのItaniumによってサポートされる。また、ロードマップによると870チップセットはIA-32、IA-64プロセッサの両対応になるかもしれないという。
 
 来年終わりに向かい、Intelは8WAYサポートのMcKinleyチップセットと870をベースに置く、4WAYサポートのMckinleyを予定している。

 そのほかにIntelはZionとVerde IOプロセッサというのを計画しているという。詳細は不明だ。

ちょっと見にくいDuron、Athlon、P3ベンチマーク(00/05/25)

 それぞれ700MHzのDuron、Athlon、Pentium3によるベンチマークが掲載されている。こちらこちらこちらをご覧いただきたい。DuronのマザーボードにはMagic-Pro7VIPというKZ133 SocketAボードが利用されているようだ。

 ローエンドCPUのDuronの性能はAthlon、P3に並んでいる。

K7L2DOS(00/05/25)

 DOSの環境からAthlonのL2を調節するK7L2DOSという小さなアプリケーションがこちらからダウンロードできる。H-Oda氏のアプリケーションと共通するが、氏のツールはWin98環境で動作する。こちらのアプリケーションはDOS環境でそれを行うのだが、AUTOEXEC.BATに

EMM386 OFF
K7L2DOS [parameters]
EMM386 ON

を記述すればいいようだ。

ビデオカードバイヤーズガイド(00/05/25)

 こちらに13種類のビデオカードによるバイヤーズガイドが掲載されている。目的別、価格別、性能別にビデオカードがおなじみのベンチマークにより考察されている。
 GeForce2 GTSは現在最高のパフォーマンスを誇るビデオカードだといえる。しかし、必ずしも多くの消費者が350ドル以上の金額をGeForce2に払うことに興味を持っていないであろう。こちらのテストは現在ミドルクラスのPentium3 600MHzとハイエンドといえるAthlon 850MHzの二つのCPUと13種類のビデオカードの組み合わせで行われている。
 具体的なシステム環境は下記のようになっている。

Intel PIII i820 System 

Pentium III 600 EB 
256KB L2 Cache on Processor die (Coppermine) 
SuperMicro SUPER PIIISCD i820 (82820 MCH + 82805AA MTH + 82801AA ICH) 

AMD Athlon System
 
AMD Athlon 850 MHz 
512 KB L2 SRAM Cache on Processor Module 
MSI K7 Pro 
AMD 750 chipset 
AMD Bus Mastering EIDE Driver V1.22 
AMD AGP miniPort Driver V4.45 

Video Drivers 

Asus V7700 (nVidia Geforce2 GTS) 5.16 nVidia drivers 
nVidia Geforce 256 DDR/SDR 5.16 nVidia drivers 
Diamond Viper (nVidia TNT2 Ultra), Aopen Riva TNT2 PA3010 (16 MB), Asus Riva TNT2 PCI 32 MB 3.68 (Nvidia Reference Driver) 
Matrox G400/G400 Max 4.11.01.1300 (5.30.025 /Turbo GL drivers included) 
ATI Rage Fury Pro J5.11.1-B20 
3DFx Voodoo 3000 1.03.05 
Diamond Viper II (Savage 2000) 9.50.05 
Diamond s540 (Savage 4) version 8.20.18 
Maxi Gamer Cougar (TNT2M64) 3.68 (Nvidia Reference Driver) 

 まず、最初にOpenGLによる3Dゲームパフォーマンス比較がこちらで行われている。Quake3のベンチについてAthlon800によると、やはり3DパフォーマンスはGeForce2が優れているが、GeForce DDRもNormalにおいては、それに近い結果を出している。HQ1024x768の高解像度では、GeForce2はそのパワーを見せ付けている。その下にはDircetXベンチマークであるtestdrive6の結果が掲載されている。GeForceファミリーは高解像度とハイパフォーマンスCPUとの組み合わせにより、その本領を発揮している。特にGF2において著しい。

 次に、2Dベンチマークの結果がこちらに掲載されている。Savage2000とSavage4のパフォーマンスが振るっていないが、おおよそ結果的には横並びといえる。ただし、その一番下にあるグラフのOpenGL CADテストではT&Lが効いておりGeForceファミリーが良い結果を出している。
 2Dにおいて面白いカードはG400だろう。デュアルヘッドにるツインディスプレイのサポートや業界でも評判の良い描画品質、RAMDACの性能の高さによる1600x1200の解像度の余裕のサポートが上げられる。

 また、こちらではTNT2ファミリーによるAGPとメモリ量に関する性能比較が行われている。その下には13種類のビデオカードの最近の価格表が掲載されている。写真編集や2Dデザインに主に使うPCならば、G400がお勧めだ。価格もこなれてきている。評判の高いDVDアクセサレーションとTV-OUTを備え、価格もこなれてきているRage Pro 128もゲーム以外のコンテンツを目的に利用するならばかなりお得であるといえよう。

リテール版Voodoo5 5500レビュー(00/05/25)

 Voodoo5 5500のリテールレビューがこちらに掲載されている。何度も紹介されているV5のレビューはプレリリース版であって、リテールのレビューはこちらが初めてと思われる。製品版のドライバは以前のベータと比べ、若干の性能向上と安定性をもたらすという。ただ、VIAのチップセットとの多少の非互換性の問題が上がっているようだ。Voodoo5の購入を考えている方は、一応動作確認を行ってからのほうが良いかもしれない。3D Mark2000によるベンチマーク結果はこちら。Quake3はこちら。うーむ。V5結果悪すぎ。これはVoodoo5 6000に期待したほうが良いかもしれない。GeForce2に40%も差をつけられている結果もある。
 
 V5 5500の評価ポイントはGeForce2と比べ50ドル程安く、FSAAの見栄えはいいということ、またボードの安定性が上げられる。がしかし、日本のハードコアゲーマーには、なかなか受け入れられそうにはないように思える。なぜならば、我々はいいものにはお金を惜しまず、見栄えよりはフレームレート、安定性よりオーバークロック耐性に興味があるからだ。

G450レビュー(00/05/24)

  こちらにMatroxのG450に関するレビューが掲載されている。GeForce2 GTS、Voodoo5の影に隠れてしまいがちな、G450であるが、製造プロセスはGF2、V5と同じ0.18μmとなっている。基本的にコアはG400の改良版であるといわれている。G400はG200譲りの優れた描画品質で、今でも評判が高い。
 ところで、G400は、かつてオーバークロッカー御用達のボードであったが、G450においてもダイサイズが小さくなったということもあり、オーバークロックに適するボードであるようだ。また、G450においてもデュアルヘッドで2台のモニターへ同時描画をサポートしている。G450の改良点のひとつにセカンドRAMDACが上げられ、その結果第二モニターへの描画能力が大幅にアップするようだ。
 さらにDVIアウトプットも装備されるという。どうやらG450は描画に対して徹底的に気を配っているように思われる。メモリにはDDR SDRAMが利用されるという。ただ残念なことに128ビットのバスサイズから64ビットに縮小されることになるようだ。G400は128+128ビットの計256ビットのデュアルバスアーキテクチャが採用されていた。G450は64+64ビットに縮小されるが、DDR RAMのおかげで、結果的に256ビットのG400と同じバス幅になる。
 G450はこのようにパフォーマンス的にはハードコアゲーマー向けのカードにはなりえないかもしれない。しかし、DVDやCG、CADユーザーに対してはかなり魅力的なボードであるように思える。

さよならCeleron(00/05/24)

 どうやらIntelはCeleronを製造中止の計画を考えているようだ。このアナウンスはCeleronと競合すると思われるDuronのリリース直後に行われた。理由としてはCeleronは統合チップのTimnaにリプレースされるためのようだ。具体的に製造中止になるのは来年の第1四半期の終わりごろであるようだ。
 昨日明らかにされたように今月の終わりにCeleron 633MHz、666MHzと続いて、第3四半期に700MHz、また第4四半期には733MHzのリリースが予定されている。

Itaniumの価格(00/05/23)

 Itaniumの1000個ロット単位の価格がアナウンスされたようだ。800MHz(FSB 266)の4MBキャッシュが4227ドル! 同じく800MHz(FSB 266)の2MB版が1980ドルになるという。また、733(FSB 266)の4MBと2MBはそれぞれ4227ドルと1177ドルになるようだ。なぜか4MBキャッシュ版の価格が同じになっている。
 Xeonに関しては7月16日にプライスカットが予定されている。また、9月にも大幅な価格改定を予定しているようだ。

GeForce2 Bladerunner(00/05/23)

  GeForce2 Bladerunnerについて、みなさんは覚えているだろうか?
5.xxドライバのINFファイルの中に記述されていた、なぞのボードであるが、多くの人が予想していたVoodooのSLIのようなものではないようだ。

どうやらBladerunnerとはnVIDIAの内部で呼ばれているデベロッパープログラム(計画)の名前のようだ。それはより効率的にアプリケーション開発が行えるよう、開発者にボードとツールキットを提供することを目的にするものであるという。
つまり、その開発者に手渡されたボードがGeForce2 Bladerunnerにあたることになる。ただ、普通に出回っているGeForce2 GTSよりは柔軟性があるものかもしれない。なぜなら、開発者はそのボードをアプリケーション開発のため酷使するはずだからである。
 
 ただ、一般消費者の手に渡ることはほとんどないだろう・・・。残念。

CuMine800MHz@1120MHz(00/05/23)

  ステッピングcB0のCoppermine800MHzを、1120MHzのオーバークロックに成功したという記事がこちらに掲載されている。水冷却だが水の代わりにグリコールという不凍液を利用しているようだ。

Xeon 700MHz(00/05/23)

  Intelは最新ハイエンドCPUをアナウンスした。この製造プロセス0.18μmの700MHz Pentium3 XeonはオンダイL2を1MBまたは2MBを装備している。L2が1MBのものが1,177ドル、2MBのものが1,980ドルになるという。いずれも1000個ロット単位の価格である。

Winchip4 and 5情報(00/05/22)

 こちらにVIAのWinchip4と5の情報が掲載されている。Samuelと呼ばれるWinchip4は、今年の夏の終わりごろリリースが予定されている。このチップはL2キャッシュがなく特徴として2 x 64KBのL1キャッシュを持っている。このWinchip4は566MHzからのクロックスピードでのリリースが計画されているという。しかしながら、L2の欠如はパフォーマンスを著しく低下させる可能性がある。

 さて、VIAはまたDuron対向プロセッサとしてSamuel2を計画している。Samuel2はコアにはSamuel1と同じ物が使われるという。1との違いは64KBのL2キャッシュを持っているということである。これは全くDuronと同じアプローチをとっている。Samuel2のリリースクロックスピードは700MHzになるという。

 このことでも分かるように、VIAはx86マーケットのローエンドに対して真剣に取り組むことを計画しているように思われる。来年、VIAはEzraと呼ばれるWinchip5のリリースを予定している。Winchip5の特徴として、0.13μmの製造プロセスのコアを持ち、256KBのL2を備えるという。スタートクロックは900MHzになるようだ。さらに266MHzのDDR-バスで動作し、IntelのストリーミングSIMD拡張命令をサポートするという。

40000個のThunderbirdがKX133に歩み寄る(00/05/22)

 VIA KX-133と互換性を持つ40000個のThunderbirdが、通常版とは別にリリースされるかもしれない。
 なぜ、VIAのKX133で、Thunderbirdは動作しないのか?こちらによると、Thunerbirdは"Push and Pull"信号で動作し、K75は"Open Drain"信号で動作するという。つまり、VIAのKX133は"Open Drain"をだけをサポートしているからのようだ。AMDはたった40000個であるが"Open Drain"信号で動作するThunderbirdを製造するとアナウンスしたようだ。そのうちどのくらいの量がDIYマーケットに流れてくるのかわからないが、KX-133に明るい兆しが見えたといえるだろう。
 ところで、"Push and Pull"信号で動作する通常のThunderbirdにBIOSレベルで対応するといわれているAsusとAbitのKX-133マザーがあるが、Thunderbirdのリリース直後はかなり混乱する可能性があるかもしれない。

More Detonator5.22(00/05/22)

 さらにこちらにDetonator5.22によるスクリーンショットとベンチマークが掲載されている。Detonator5.22はもちろんベータドライバということを踏まえて結果を理解していただきたい。

 テスト環境を下記に示す。
AMD Athlon 750 MHz 
256MB PC100 SDRAM 
FIC SD11 (rev 1.8)
Pioneer 10x DVD-ROM 
Aureal SQ2500 
Western Digital 7200RPM ATA/66 20GIG HD 
Leadtek GeForce2 GTS 32MB DDR (running at AGP 1x)
Nvidia 5.22 Reference Detonator Drivers 

 Quake3 ArenaによるOpenGL(1152x864x32)の結果はこちらこちら。それぞれ上がFSAA無効で下がFSAA有効のスクリーンショットである。

 次にSystem Shock 2によるDirect3D(1024x768x16)のスクリーンショットはこちら。ライトサーベルに注目していただきたい。

 さらにMessiahによるDirect3D(1024x768x16)のスクリーンショットはこちら。FSAAを有効にするとかなりのジャギーを除去できるのがわかる。

 Porsche UnleashedによるD3D(1024x768x16)のスクリーンショットはこちら。こちらもFSAAの効果がはっきり分かる。スピード感があるレースゲーム等にFSAAはかなり有効であるように思われる。

 こちらには3D Mark2000(1024x768)のD3Dベンチマークの結果が掲載されている。やはりドライバの問題か、3Dチップ自体の問題かFSAAを有効にするとパフォーマンスが半分以上さがるようだ。

 こちらにはQuake3 ArenaのOpenGLベンチマークの結果が掲載されている。こちらのほうが、つまりOpenGLのほうが、D3Dと比べパフォーマンスの低下は少ないように思われる。
 予想だが、もう少しドライバの作りこみが進めばこの二つのAPIにおけるFSAAの結果は上昇するように思われる。

V5 VS GF2目隠しFSAAイメージ品質テスト(00/05/22)

  興味深いテストがこちらで行われたようだ。このテストはVoodoo5 5500とGeForce2のFSAAイメージをどちらの3Dチップが生成したスクリーンショットか分からないようにして、品質を見比べるものであるという。この"目隠しテスト"の結果、nVIDIAのGeForce2が最も良いクオリティを示したという。去年の暮れに発表され、その当時からFSAAのクオリティを促進していた3DfxのVoodoo5だが、残念な結果に終わってしまったようだ。

Asus CUR-LSマザーボードアナウンス(00/05/22)

 AsusからDual FC-PGAマザーボードがアナウンスされた。興味深いのがそのチップセットで、ServerWorksのServerSet V LEが使われているという。i820の崩壊、続いてi840のマーケティング力の欠如からのAsusの残された選択肢であったように思われる。AsusにとってVIAという選択肢はDualCPUにおいて、どうしてもメモリのバンド幅の要求を満たしていないように思ったに違いない。そのようなことからServer産業で有名なServerWorksに歩み寄ったものと思われる。CUR-LS。スペックを次に示す。

Supplier: Direct Memory Access
ServerWorks ServerSet III LE Chipset
Dual FC-PGA
Supports 133MHz FSB
4 DIMM Slots upto 4GB ECC PC133
5x33Mhz PCI & 2x66MHz PC
1 AMSC
Native ATA/66
Symbios Logic UW2 SCSI
SoftMenu
LAN
USB
ATi Rage 4MB AGP

現状では旧世代のU2WのSCSIとオンボードのビデオということで、ゲーマー使用ではないが(あたりまえか?)このCUR-LSには、SCSI160とAGP Proが搭載されている別バージョンも用意されているという。

Win2000用Detonetor5.17ドライバ(00/05/22)

  YES! こちらからWindows2000用Detonetor5.17ドライバが直接ダウンロードできる。下記で紹介したWindows9X用のDetonetor5.22はDirect3DにおいてFSAAを可能にしていたが、この5.17ではそれが出来るかどうか確認を得ることは出来なかった。こちらから。

X-BOXのCPU(00/05/21)

  こちらによると、X-BOXで利用される600MHzのCPUが733MHzにアップグレードしたようだ。率直に言って、7月に800MHz、8月に933MHz、10月には1GHzにアップグレードされるかもしれない。

DirectX8.0ベータテスターに配布(00/05/21)

 今日、DirectX8.0がベータテスター向けに配布がおこなわれたようだ。この最新DirectXは今年リリースされるWindows MEに標準装備されるほか、Win9X、Win2000用のランタイムは夏ごろリリースが予定されている。

X-BOXスクリーンショット(00/05/21)

  E3のX-BOXで使われたGeForce2(NV15)チップによる、ロボットデモのスクリーンショットがこちらに紹介されている。なおFSAAは効いていないようだ。

Detonetor5.22、ダウンロード開始!(00/05/21)

 見つけた!こちらから直接GeForce2 GTSの最新ドライバであるDetonetor5.22がダウンロードできる。D3DによるFSAAをご覧いただきたい。

VRM付きSloketアダプタ(00/05/21)

  初期のSlot 1マザーボードでは、必要な電圧条件をサポートできずCoppermineが利用できない場合がある。また、たとえSloketアダプターを使ったとしてもマザー上のVRMがそれをサポートせず、電圧を供給できない場合がある。
 そこで紹介したいのが、Sloket自身がVRMを持っているアダプタである、PowerLeap  のPL-P3と呼ばれるアダプタとSoltekのSL-02Dというアダプタである。まだリリース前の両製品だが、押入れから古いマザーを取り出し、セカンドマシンを自作する用意をしておいたほうがいいだろう。

Willamette、DDRソリューション問題(00/05/21)

  WillametteのDDRプラットフォームソリューションの存在が、うわさされているが、どうやら、その(Willamette)Pentium4のDDR SDRAMサポートチップセットはArmadorと呼ばれるものになるかもしれない。Intelは現在、SDRAMで動作するPentium4チップセットの予定はないとしている。しかし、RDRAMの価格がPentium4登場までにそれほど下がらなければ、PCメーカーがP4とRDRAMをサポートするTehamaを組み合わせて使うことは、現在と同様(i820)、拒否反応を示すと思われる。そういう意味でIntelは隠し玉として、Armadorを予定しているものと思われる。確証はないが、可能性は高いものと思われる。こちらをご覧いただきたい。Intelのロードマップが掲載されている。

K7V+ELSA GTS=AGPx4(00/05/20)

  ASUS K7VでELSA Gladiac GeForce2 GTSを使い、AGPx4の設定を可能にする方法がこちらに掲載されている。
Elsaの最新ドライバである4.12.01.0202-0040を用いているようだ。こちらはDetonetor5.16がベースになっているという。AGPx4にする設定はレジストリで行う。下記に示す。

[HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\ELSA\Global\System]
"EnableVia4X"=dword:00000001


他のKX133チップセットを搭載するボードとの組み合わせで動作するかどうかは不明だ。

NV11情報(00/05/20)

  こちらにNV11の情報が掲載されている。それによるとnVIDIAはGeForce2のオンボードメモリを減らした、クロックを下げた新しいバージョンのカードのリリースを予定しているという。このカードはAGPとPCIのインターフェースを持つことになるという。もちろんNV15がベースになっているが、価格はより安く、クロックを下げたことにより、消費電力も下がることになる。nVIDIAから公式の発表はまだないが、たぶんNV11であると思われる。このチップのリリース時期は6月7月に予定されているという。

Crusoe来月登場!?(00/05/20)

  来月にもTransmetaのチップが搭載したシステムが見られるかもしれない。どのようなシステムにCrusoeチップが組み込まれるかはいまだ不明だが、ノートPCなどではなくWebPadのようなものになるかもしれない。ニューヨークで来月行われるPC Expoに登場すると思われる。

VIAのチップセットシェア(00/05/20)

  こちらのEBNのリポートによるとVIAの現在のPC チップセットマーケットは40%に達したという。このように巨大なマーケットシェアを獲得したのはPC133SDRAMチップセットに基づいた戦略が項をそうしたといえる。VIAの考えとしては今年の終わりまでに50%の市場占有率を目標にしているという。VIAは第3四半期までにIntelのPentiumプロセッサとAMDのAthonをサポートするDDR SDRAMベースのチップセットをリリースするだろう。ここでもIntelがDDRチップセットを供給することを計画していない、ということから利益が得られることを予期しているという。しかしながら、DDRメモリを採用するAcer、SiS、SamuraiチップセットのMicornもIntelのCPUのためにチップセットのリリースを計画している。
 今年の後半にこの4社のDDRチップセット合戦が見られるかもしれない。なお、MicronのプレゼンテーションによるとDDR SDRAMはSDRAMより4%程度のコストアップになるという。それに見合うだけのパフォーマンスアップが伺えるのであれば、たいしたことはないであろう。

Willametteのメモリ問題(00/05/20)

 こちらのソースによると、IntelはWillamette(IA-32Processor)において、Rambusだけではなく、Synchronous memoryをサポートするかもしれないという。IntelはどうやらRambusのRIMMメモリの不足を心配しているというのがひとつの理由のようだ。IntelによるとWillametteの兄、つまりFosterとして知られているserver/workstation IA-32チップにはDDR メモリが使われるという。DDRは本質的にRIMMとは構造が違い、もちろん価格もRambusと比べて安い。
 Willametteはまたリリース同時にGaribaldiというコードネームで呼ばれるRambusマザーボードが予定されている。現在、計画で予定されているチップセットはTehamaである。しかしながら、どうやらSDRAMをサポートしたチップセットデザインも存在するという。Intelは推測だとしているが、否定はしていない。可能性は高いように思われる。










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