|       
        *16倍速DVD登場(00/03/11)
 パイオニアは16倍速の内蔵用DVD-ROMドライブを発表した。DVD-ROM読み取り時のデータ転送レートは、最大21.6MB/秒。現時点で業界最速のDVD-ROMドライブになる。CD-ROM読み取り速度は40倍速。インターフェースはATAPI。
 
 モデルは、トレイ型の『DVD-115』およびスロット型の『DVD-105S』。DVD-105Sは、デジタルオーディオ出力端子を搭載する。
 *BSD版UNIXの「BSD/OS」と「FreeBSD」が合併(00/03/11)
 UNIX系OS「BSD/OS」のBSDIと、同じくUNIX系OS「FreeBSD」をリリースするWalnut Creek CDROMは10日、合併することを発表した。存続会社はBSDIとなる。
 
 BSD/OSとFreeBSDはコードや技術を持ちより、互いに機能を向上させていく。今後も商業版のBSD/OSとオープンソース版のFreeBSDの両方をリリースしていくという。
 *X-BOXのゲーム・タイトル開発企業をアナウンス(00/03/11)
 Microsoftがゲームソフトの開発に参加する企業も同時にアナウンスした。日本では、コナミ、カプコン、コーエー、ディースリー・パブリッシャー、ナムコ、ハドソンの6社が名乗りをあげた。また、米Electronic Arts、米Acclaim、英Eidosの3社も参加を表明している。
 *MicrosoftのX-BOX情報(00/03/11)
 ビデオチップがnVIDIAに決まったという情報が前回あったが、MicrosoftのRobert Bachによると、どうやらNV25とよばれるNV20のさらに後継が使われるようだ。また、CPUについては、600MHzであるとしているものの、AMDとIntelのどちらから調達するかはいまだ決めていないとBachは語っていたが、ここに至りCerelonが利用されるのが確実になった。
 このCerelonはCoppermineコアを採用したCerelon128Kと呼ばれるCPUのようである。
 
 以下はMicrosoftが発表したX-BOXのPlayStaion2との性能比較表である。
  
           
            | Specifications of X-Box and PlayStation 2 |   
            |  | X-Box | PlayStation 2 |   
            | CPU | 600  
              MHz Intel | 300  
              MHz |   
            | Graphics Processor | 300  
              MHz custom-designed X-Chip, developed by Microsoft and nVidia | 150  
              MHz Sony GS |   
            | Total  
              Memory | 64  
              MB | 38  
              MB |   
            | Memory  
              Bandwidth | 6.4  
              GB/sec | 3.2  
              GB/sec |   
            | Polygon Performance | 300  
              M/sec | 66  
              M/sec |   
            | Storage Medium | 4x  
              DVD, 8 GB hard disk, 8 MB memory card | 2x  
              DVD, 8 MB memory card |   
            | Broadband Enabled | Yes | Future  
              upgrade |   
            | DVD  
              Movie Playback | Built  
              in | Utility required to be on memory card |    X-BOXのサイトはここ。描画速度は毎秒最大3億ポリゴンで、これはPS2の約3倍の速さという。
 *Intel遅れること1日、Pentium1GHz(00/03/08)
   Intelは8日、AMDに遅れること1日ついに1GHzを追加した。しかし発表は2日遅れとなった。1,000個ロット時の単価は990ドルと、1,000ドルを切り、Athlon 1GHzの1,299ドルよりもかなり低く設定されている。弾はかなり少量になる模様。
 Pentium3 1GHzは、1.8μmルールプロセスで製造され、電圧は1.7V、消費電力は33Wと、電圧が高く消費電力も大きくなっている。パッケージはSECC2のみ。なお、今回は1GHzのみの発表で、800EB MHzとの間を埋める製品は発表されていない。ある情報筋によれば、とりあえずは850MHz/866MHzが今月中に投入されるのではないかと見られている。
 
 すでに米IBMがAptiva Sシリーズの搭載機種を発表しており、米DELL、米HPも発売するとみられている。
 *X-BOXのビデオはnVIDIAが担当(00/03/08)
           Microsoftが間もなく公開する予定のゲーム機、X-BOXの試作品にはnVIDIAと、プロセッサーメーカーのAMDのチップが搭載される模様だ。
 「VIDIAが採用されると見ている。VIDIAに違いない」と、米プルデンシャル・セキュリティーズのアナリスト、ハンス・モーゼスマンは述べている。7日昼の時点で、VIDIAの株価は30%以上上昇して77ドルになった。
 
 GigapixelsのCEOがMicrosoftが最終的にNVIDIAを選んだことを語っている。Gigapixelsの話を見る限り、どうやら土壇場でGigapixelsは主役の座からおろされたようだ
 
 この関係で、Microsoftは本社内にコンソール事業部を発足させた模様。
 *32個のXeon搭載サーバー登場(00/03/08)
         日本ユニシスは、最大32プロセッサ構成が可能なPCサーバー(Unisys e-@ction Enterprise Server ES7000)を発売した。Intel製プロセッサを32個搭載できるWindows機としては業界初。価格は3000万円からで出荷は7月。
 
 CPUはPentium3 Xeon(550MHz)で8〜32プロセッサで構成されており、Itanium発売後にはCPUスロットごと交換可能な形態になっている。最大96スロットの64ビットPCIバスを内蔵。
 
 プリインストールOSは、Windows NT Server 4.0, Enterprise EditionまたはWindows 2000 Datacenter Server。外形寸法は幅686×奥行き1219×高さ1753mm、重さは544.8kg。
 *Athlon   
        1GHzついに登場!(00/03/08)
 ついにAMDがAthlonを1GHzをリリースした。それと共に950と900をリリースし、1000個ロット時の価格は1GHzが1299ドル、950MHz版が999ドル、900MHz版が899ドル。電圧は1.8Vである。また、AMDがOEMに配っていたAthlon900にはL2が2/5の物が含まれていたが、製品版の900では1/3になっている。なお、Athlon1GHzシステムに関して、Compaqが今週中に出荷を始める。また、GatewayはAthlon Selectで1GHzシステムをリリースした。ちなみに、この両社はCeBitにおいても1GHzシステムをデモしており、周到に事が進められていたようだ。
 
 900MHz版=899ドル
 950MHz=999ドル
 1GHz=1299ドル
 
 *81時間再生可能なMP3プレイヤー登場(00/03/08)   81時間分のデータを記録可能というMP3プレーヤ PJB100の販売が始まった。こちらを見て欲しい。150x80x26mmにIBMの2.5インチの4.86GB HDDを搭載でCD 100枚分をカバー。10時間再生リチウムイオンバッテリで749ドル。USBサポート、Digital Audio captureが可能でMotorolaのDSP XC56309PV80 (33MHz )を使っている。Advanced Power/Data Buffering HDDでHDDへからのデータをため込んでディスクへのアクセスを極力減らし、余計な消費電力を抑える構造だそうだ。  *SUN!SUN!各国語対応Soraris8を無償提供(00/03/06)  それでもあなたはWindows   
        2000にビジネスを委ねられますか?  サン・マイクロシステムズは3月6日、有償で提供してきたOSを、Solaris 8以降のバージョンから無償で提供すると発表した。  最大の新機能は、アドレス空間を128ビットに拡張した次バージョンのIPプロトコル「IPv6」を利用するために必要となる一連の機能である。このほかに37種類の言語をソフト環境を切り替えずに入出力できる国際化機能を盛り込んで、米国以外の各国での流通コストや各国版を開発するために必要となるカスタマイズのコストなどを低く抑えられるようにした。  申し込みはここから。 *米Aware、ADSLでVoice-over-DSL技術を開発(00/03/06)  既存の電話回線を利用した高速インターネット・アクセスを可能とするXDSL技術を提供する米Aware社は3月2日、一般家庭ユーザーに単一の加入者線上で第二の音声通話チャネルを提供する新しいDSL技術、Voice-enabled   
        DSL(VeDSL)技術を開発したと発表。
 このVeDSL技術はADSLプロトコルで音声トラフィックを伝送するいくつかの
 VoDSL(Voice-over-DSL)ソリューションの中でも特にユニークなものである。その最大の特長は、通常の電話サービスとADSLサービスを利用しながら、さらにもう1つの音声通話チャンネルを確保できるようにADSLで使用している帯域をダイナミックに割り当てる機能を持っていることである。つまり、1本の加入者線上で通常の電話サービスとDSLデータ・サービスを使いながら、第二の音声通話サービスを追加利用することができるようになる、とのこと。
 *1GHzのテープを切るのはエーエムディーー!!!!!(00/03/06)
 どうやら最初の1GHzはAMDになるようだ。日本AMDは、3月7日午後に、1GHzAthlonを発表、出荷を開始するそうだ。intelには残念だが、記念すべき最初の公式1GHzCPUはAthlonに決まった。
  すでに親会社の米Advanced Micro Devices(AMD)社は3月6日に同製品を正式発表するとしており、それを受けての発表となる。
 AMDの発表と同時に複数のパソコン・メーカが1GHz動作AMD Athlon搭載システムの出荷開始時期を明らかにする。AMDの発表と同時に搭載システムの出荷を始めるところもあるという。
 
 これに対し、日本intelは「すぐに1GHz動作PentiumIIIを発表する予定はないが近い時期に発表する」とぐずぐずしたことを言ってる。GIGAthlon登場!
 *1GHzのPentium    
        IIIマシンが今月中に出現(00/03/04)   
            
           
         情報筋によると、高速システムの出荷が前倒しになっている。今月中に、1GHzのPentium    
        IIIを搭載したマシンが買えるようになりそうだ。   
          米ヒューレット・パッカード(HP)は、1GHzのPentium    
        IIIを搭載した一般消費者向けパソコンを今月中に出荷する予定だ、とHP内部の情報筋は語った。1GHzのチップを載せた企業向けパソコンの出荷は6月以降になるという。   
          情報筋によれば、米IBMも来週1GHzのシステムを発表予定という。これらの予想からすると、消費者はまもなく何らかの形で1GHzのパソコンを購入することが出来るようになりそうだ。 
          これらのパソコンの出荷によって、米インテルはライバルの米アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)に対する象徴的な勝利を手にすることになる。  ところで、AMDのWebページに面白い事象が現われた。AMDのAthlonのFAQページにAMDが既に1GHz    
        AthlonのサンプルをOEMに配っていることを明らかにしたり、1GHzを3月中に投入することを予告したりしている。3/6、3/18か?intel=3/8。
 *Windows    
        2000 Professionalの信頼性はWindows 98の13倍(00/03/04)  米CMP Media社のテスト機関NSTLは,米Microsoftの委託により,Windows    
        2000 Professionalの信頼性検証テストを実施した(該当サイト)。Windows    
        2000 Professionalは,NT WorkstationやWindows 98に比べ,「際立って信頼性が高い」(NSTL)という結果が出ている。
 テストは,実際のユーザーが通常のビジネス業務を行う環境で実施した。ユーザーのパソコンにOSのシャットダウンをモニターするツールをインストールして,シャットダウンの回数と稼働時間を測定した。テストに用いたのは,Windows    
        2000(158台),Windows NT Workstation 4.0(74台),Windows 98(20台)。
 
 予期しないシャットダウンの回数と稼働時間を基に,各OSの障害発生までの平均時間を計算したところ,Windows    
        2000 Professionalでは平均して2893時間,Windows NT Workstationが919時間,Windows    
        98が216時間だった。
 
 *WordPerfect    
        Office 2000 for Linuxを4月初旬に出荷開始(00/03/04)   カナダCorel社は,デスクトップ用のスイート製品「WordPerfect    
        Office 2000 for Linux」を2000年4月初旬に出荷する見通しである。このパッケージには,Corel    
        LINUX OS1.1,WordPerfect9(ワープロ),Quattro Pro9(表計算),Corel    
        Presentations9(スライド・ショー),CorelCENTRAL9(個人情報管理),Paradox9(データベース)が含まれる。基本的にWindows版のWordPerfect    
        Office 2000と同等の機能を備えている。Windows版にはあるが,Linux版には無い機能はアプリケーション間連携機構のOLE(Object    
        Linking and Embedding),マクロ言語のVBA(Visual Basic for    
        Applications),XML(Extended Markup Language)のサポートなど,ほとんどがOSに依存した機能である。   WordPerfect Office 2000 for Linuxには,1999年11月に出荷が始まったバージョン1.0を改良したバージョン1.1が付属する。改善点は,インストール時のハード・ディスクの区画分け,対応グラフィックス・カードの追加と検知の向上,新しいサウンド・ドライバの追加,RPM(Redhat    
        Package Manager)への対応などの予定だ。Corel LINUX1.1は単体では販売せず,バージョン1.0のユーザー向けには,Corel社のWebサイトから差分をダウンロードできるようにする見込み。なお,日本でもCorel    
        LINUX OS1.0(英語版)が2月25日から販売されている。価格は9800円。     *K6-2+発売中止(00/03/01) 
 3月出荷予定となっていたローエンド向け、Socket7用CPUであるk6-2+の計画が破棄されたと、世界最大のITイベントであるCeBIT2000の席上で発表された。今後は、K6-2+計画はモバイル版のみが開発されていくことになるという。
 
 AMDのスティーブ・ラピンスキー氏は「当社はローエンド向けAthlonであるSpitfireを第2四半期の終わりにリリースする予定だ。顧客の強い要望によりこちらの方に注力することにした。」と語っている。AthlonコアをベースにしたSpitfireを武器にしなければ、インテルとのローエンド戦争は勝てないというのもあるのかもしれない。
 
 ここではっきりいえるのは、Socket7の寿命も後残りわずかということであろう。
 それよりも、低価格マシンをリリースしている大手メーカーもSpitfireなりCeleronなりに乗り換えることを真剣に検討しなければいけなくなる。
 SpitfireとCeleronのいずれを選ぶにせよ、マザーボードなどのプラットフォーム(SpitfireはSocketA)を完全に一新しなければならない。
  AMDにとってはいかにスムーズにSpitfireに移行させるか、IntelにとってはいかにCeleronへ移行させるかが勝負の鍵となり、今年の後半には再びローエンドCPUの主導権争いが激化するであろう。 |